ゴツコーラ[ごつこーら]

ゴツコーラの概要

ゴツコーラは近年、血流を改善しつつ、血管壁を強化する働きが研究などで明らかにされつつあります。このため、血管に関わる様々な疾患や肝臓病及び高血圧といった症状に対してもその改善目的で利用されるようになっています。セリ科に分類されるゴツコーラは、インドを原産地とし、多年草となります。利用部位は、その葉部で、草様の芳香を有しています。アーユルヴェーダの領域では、早くから用いられており、中国においてもその利用は紀元前とされています。西洋では、記憶力やリラックスなどにゴツコーラが有用とされています。日本ではツボクサの名称で知られており、現在、脳及びそれに関わる神経系に働きかけるため、集中力を高めたり、記憶力を向上させる作用などに注目が寄せられています。ゴツコーラの有効成分では、精油をはじめ、トリテルペン酸、樹脂、ヘテロシド、配糖体、タンニンといったものが知られています。尚、アーユルヴェーダは、インドの伝統療法のことを意味します。

ごつこーら/ハーブティーで期待される効能・効果

解毒、免疫賦活、去痰、利尿、消炎、緩下、強壮、解熱、鎮静、血行促進作用など。また、神経系のバランスを調整する働きもあると言われています。尚、過剰摂取によって眩暈及び頭痛といった症状を惹起する可能性もあると言われています。また、妊娠中の方のごつこーらの摂取は控えます。