ホップの概要
古くは、枕にホップの葉を入れて利用されていた経緯があり、睡眠を誘発する植物として知られていたとされます。ホップはクワ科に分類され、原産地をアジアやアメリカなどとしています。つる性多年草であり、利用部位は花部となります。ハーブティーにしたホップには、ツンとして銀杏様の芳香がします。味は少し苦味があります。飲用される際は、単独或いは、他のハーブと組み合わせて用いられることもあります。胃部のはりを感じる際に飲用が薦められていて、これはホップに消化を促す働きがあるとされているためです。また、更年期障害や月経前症候群などにも役立つとされており、更に不安やそれに起因する不眠症などにもほっぷが有用に働きかけると言われています。有効成分では、苦味質、アスパラギン、フムロン、フラボノイド、ルプロン、アミノ酸、バレロニン酸、エストロゲン、精油などが知られています。尚、日本では西洋カラハナソウとも呼ばれています。
ほっぷ/ハーブティーで期待される効能・効果
催眠、収斂、殺菌、消化促進、鎮静、鎮痛、ホルモン様、抗痙攣、防腐、利尿、解熱、抗菌作用など。また、緊張に起因する頭痛を和らげたり、腹痛を穏やかなものにする働きがあると言われています。尚、子供への利用は控えた方が良いとされています。