レモンバームの概要
レモンバームはミントの一つとされていて、シソ科に分類される多年草となります。原産地を地中海地域としており、成長が早いのが特徴になります。昔から長寿の象徴として利用されていた経緯があり、記憶力を向上させるとの言い伝えも残っています。利用部位は、葉の部分で、これを用いたレモンバームのハーブティーは、レモンの芳香を有します。やや甘味があり、酸味が感じられません。スッキリとした風味になっているため、他のハーブと組み合わせて用いられる他、レモンバーム単独でも飲まれています。神経の疲労を回復させ、内臓へも作用すると言われています。また、緊張感や不安感などが長く継続している際は、レモンバームティーを飲用することで、心が静まると言われています。その他、初期段階の風邪に対して、暖かいれもんばーむティーを飲むと、発汗を促して症状を緩和する働きがあるとされています。有効成分では、ポリフェノール、苦味質、ロスマリン酸、樹脂、精油、タンニン、フラボノイド、トリテルペノイドといったものが知られています。尚、別名ではメリッサと呼ばれており、和名は西洋山薄荷(せいようやまはっか)と言います。
れもんばーむ/ハーブティーで期待される効能・効果
鎮痛、鎮静、強壮、解熱、消化促進、健胃、解毒、抗鬱、鎮痙、発汗、血圧低下、抗菌、駆風作用など。