ネトルの概要
ネトルの別名では西洋イラクサとも呼ばれており、イラクサ科に分類される多年草となります。利用部位はネトルの全草となりますが、棘(とげ)が茎及び葉部に見られます。この棘には、毒性を有するヒスタミンが含有されており、接触すると数日間激痛を感じることになります。ハーブティーにしたネトルは、各種ビタミン類やミネラル類を多く含有しており、中でも鉄分量の多さは特筆されます。このことから、貧血を防ぐのをはじめ、生理などに伴う出血に対して有用に作用すると言われています。また、血液の浄化作用もあるとされているため、血液が綺麗になるとも言われています。近頃では、花粉症への働きが注目されており、これはネトルにヒスタミンが含まれているところに由来します。花粉症だけでなく、アレルギー症である喘息などにもねとるが有効とされています。ねとるの有効成分では、各種ビタミン類や葉酸、鉄分などのミネラル、そしてステロールやクロロフィル、フラボノイドといったものが知られています。芳香は、草様になっており、緑茶にも類似していると言われます。
ねとる/ハーブティーで期待される効能・効果
浄血、収斂、抗アレルギー、強壮作用など。また、女性特有の症状や湿疹及び通風といった症状に対しても有用に働きかけると言われています。その他、貧血を防ぐのにも役立つとされています。尚、妊娠中の方は、その利用する量に注意が必要とされています。