シベリアンジンセング[しべりあんじんせんぐ]

シベリアンジンセングの概要

シベリアンジンセングはかつて、チェルノブイリ原発事故の際にも用いられてとされているハーブで、体力増強と共に、高い強壮があると言われています。また、脳の機能を覚醒させる働きなどがあるとされていて、ロシアなどでは宇宙飛行士の強壮目的で使われているそうです。シベリアンジンセングはウコギ科に属し、原産地をシベリアや中国とする落葉低木で、寒さに強く、やせた土地においてもよく成長するとされます。利用部位は、シベリアジンセングの根部で、ここにエクセロサイドと呼ばれている有効成分が含有されています。ストレスに対して抵抗力を持たせ、体だけではなく心へのストレスにも作用し、その影響を軽減すると言われています。ハーブティーにしたシベリアンジンセングは、芳香があまり感じられず、味もないとされます。そのため、シベリアンジンセング単独で利用するより、他のハーブと併用して飲用することが薦められています。ストレスに対しての耐性を高めるだけでなく、コレステロール値などのコントロールをする働きもあると言われています。

しべりあんじんせんぐ/ハーブティーで期待される効能・効果

気管支炎の改善、強壮作用、不眠症の改善、感染症の予防など。また心身に対するストレスを軽減する働きもあると言われています。更に、感染症を抑制する働きを有するとされるため、風邪などにもしべりあんじんせんぐが役立つとされています。尚、薬用人参(やくようにんじん)と呼ばれているジンセングに比較すると、副作用のリスクは低いと考えられています。また、市場に多く流通しているため、手に入りやすいとも言われています。