シェパーズパースの概要
シェパーズパースはアブラナ科に分類され、日本ではナズナの名称で認知度の高いものとなっています。ヨーロッパでは、薬があまり手に入らない時代に、止血作用を有するシェパーズパースを薬草として利用していたそうです。ハーブティーにしたシェパーズパースは、現在でも止血目的で利用されており、適応症は、静脈瘤(じょうみゃくりゅう)や月経過多などとされています。更に、泌尿器系疾患である膀胱炎といった感染症などにもシェパーズパースが有用とされています。これは、しぇぱーずぱーすに利尿がある上、殺菌作用が知られているためとなります。葉は、小形の心臓形をしており、春の七草として日本においてもその知名度は高いものとなっています。二年草であり、サラダなどとして広く利用されており、日本においても七草粥などで使われています。利用部位は、の地上部となります。有効成分では、アセチルコリン、フラボノイド、コリン、サポニン、チラミンといったものが知られています。
しぇぱーずぱーす/ハーブティーで期待される効能・効果
利尿、収斂、血圧低下、解熱、抗菌、消炎、止血、血行促進作用など。尚、妊娠中の方はその利用する量に注意が必要とされています。また、腎臓結石を過去に発病した方、或いは腎臓に関わる病気を過去に発病した方などは、特に注意が必要とされています。これは、しぇぱーずぱーすにシュウ酸が含有されていることに起因しています。