ホーステール[ほーすてーる]

ホーステールの概要

ホーステールは春が訪れる頃に見られる植物の一つで、日本ではスギナの名称で親しまれています。皮膚や爪、髪の毛、骨などの再生を補助的に促すとされていて、これはホーステールに含有されているシリカと呼ばれる物質による働きだと考えられています。また、カリウムも含まれており、これが爪や髪の強化へつながると考えられています。更に、泌尿器系の感染症である膀胱炎、そして前立腺肥大症などにもホーステールが有用に働きかけると言われています。特に、皮膚や髪に存在する余計な脂分を除去する働きが優れているとされます。ホーステールはトクサ科に分類され、原産地をアジアなどとしています。利用部位は、ほーすてーるの葉及び茎部となります。ハーブティーにしたほーすてーるは、草の芳香を有し、緑茶のそれによく似たものとなっています。有効成分では、シリカ(二酸化珪素)をはじめ、サポニン、フラボノイド、タンニン、アルカロイド、そしてミネラルであるカリウムなどが知られています。このカリウムは、カルシウムの吸収を促進すると言われています。

ほーすてーる/ハーブティーで期待される効能・効果

収斂、利尿、強壮、止血作用など。また、肌の脂をコントロールする働きや創傷治癒の作用などがあるとされています。尚、心臓及び腎臓機能不全の方は、利用を控えた方が良いと言われています。また、長期に渡っての利用も控えます。