コリアンダー[こりあんだー]

コリアンダーの概要

コリアンダーはタイ料理やインド料理、中華料理において利用されており、特に葉部はエスニック料理に適していると言われています。ハーブティーにしたコリアンダーは、胃もたれの予防や腸内にガスが蓄積して不快感を催す際に飲用されています。これは、消化を促す作用があると考えられているためで、食べすぎた時などには有用とされています。また、偏頭痛にも役立つとされており、これは緩やかな鎮静作用がコリアンダーにあると言われているためです。更に、体臭や口臭を防ぐ働きもあるとされており、これは抗菌性を有することに由来します。多くは、香り付けの目的に、調理などで利用される傾向があり、癖のある特有の芳香が好まれています。ただし、ハーブティーでは、コリアンダーの果実を乾燥させたものを使うため、上記のような特有の芳香は感じられなく、刺激的でかつ甘い香りになっています。こりあんだーはセリ科に分類され利用部位はこの果実となります。有効成分では、精油をはじめ、糖類やタンニン、脂肪酸といったものが知られています。利用する際は、こりあんだー単独或いは他のハーブと併用されて飲まれることもあります。その他、風邪に関わるさまざまな症状に対して、ハーブティーをスチームとして利用されることもあります。尚、日本ではコエンドロとも呼ばれています。

こりあんだー/ハーブティーで期待される効能・効果

鎮静、消化促進、駆風、健胃、抗菌作用など。また、偏頭痛を軽減する働きや腸内のガスを減少させる働きなどがあると言われています。