カルダモン[かるだもん]

カルダモンの概要

カルダモンの香りはとても刺激的で、消化を促す有効成分が非常に多く含有されています。このため、食欲を強く刺激するものになっています。カルダモンティーは、スパイシーで生姜に良く似た風味があります。やや甘味があり、消化を促す働きがあることから、食後に飲むお茶として最適とされています。ただ、クセのある風味となっているため、他のハーブと併用して用いられることもあります。また、胃液及び唾液の分泌促進があると言われているため、食欲不振の際にも利用されます。反対に、食べすぎた際にも使われますが、これは消化促進があると言われているためです。カルダモンは、ショウガ科に分類され、利用部位は果実となります。古くから利用されていた香辛料の一つで、非常に貴重なものとされてきました。原産地のインドなどでは、カレー料理などに必要不可欠な香辛料として利用しています。また、食後の口臭を消す目的で種子を噛む風習もあります。カルダモンの有効成分では、精油をはじめ、黄色色素、ゴム質、デンプンといったものが知られています。

かるだもん/ハーブティーで期待される効能・効果

かるだもんでは、発汗、興奮、駆風、去痰、健胃作用など。一般に、食欲が進まない時や、食後のお茶として利用されるケースが多くなっています。これは、消化促進作用と共に、口臭を防ぐ働きもあると考えられているためです。尚、強い芳香を有するため、その摂取する量に注意が必要とされています。