ジンジャー/生姜/ショウガ[じんじゃー/しょうが]

ジンジャーの概要

ジンジャーはアジアで香辛料として広く利用されている植物の一つとなります。日本では、生の生姜(しょうが)がそのまま使われるケース多いとされますが、ヨーロッパなどでは乾燥させたものが利用されているそうです。吐き気を抑制する働きが強いことで広く認知されており、むかつきなどの症状には、ジンジャーのハーブティーが薦められています。また、つわりなどの吐き気にもジンジャーが役立つとされていて、安全で且つ胎児に悪影響を与えないものとなっています。ショウガ科に分類されるジンジャーは、原産地をインドなどとし、多年草となります。利用部位は、根部で、日本においては風邪などの症状に対して、生姜湯を飲用する慣習が今でも残っています。体温を上昇させる働きがあるため、これが消化を促し、汗が出るのを促進させると考えられています。芳香は、刺激的で辛味のある味を有します。一般に、細かく刻んだものを単独或いは他のハーブと併用して飲まれています。また、蜂蜜を加えたり、紅茶との組み合わせも相性がいいものとなっています。ジンジャーの有効成分では、精油をはじめ、ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール、そしてデンプンやアミノ酸、各種ビタミン類やミネラル類といったものがあります。

ジンジャー/ハーブティーで期待される効能・効果

消化促進、殺菌、鎮痙、駆風、発汗、去痰、制吐、血行促進作用など。また、風邪の症状やつわりなどを軽減する働きがあると言われています。尚、妊娠中の方、及び消化性潰瘍を患っている方は、その利用を控えます。