レモンピール[れもんぴーる]

レモンピールの概要

レモンピールは風邪に起因する熱が見られる際に有用とされていて、また食欲を増させる働きなどもあると考えられています。ミカン科に属するレモンの果実部が利用部位になり、このレモンの果実のうち、外側の皮を乾燥させたものがレモンピールと呼ばれています。ハーブティーにしたレモンピールは、お湯と共に甘味などを加えて飲用されています。爽快な芳香を持っており、その多くが酸味となり、これが食欲を掻き立てると言われています。食欲不振など、食欲があまり感じられない際にも、薦められているハーブティーです。また、風邪に起因する熱を生じる症状にも役立つとされていて、これはレモンピールに熱を下げる働きと共に抗菌作用があると考えられているためです。飲用する際は、熱めのれもんぴーるティーをなるべく早く飲むのがよいとされています。その他、静脈瘤(じょうみゃくりゅう)を防ぐ目的や打ち身などによって血管が損傷された際にも役立つとされていて、これは、れもんぴーるに、静脈及び毛細血管など、多くの血管を強化する働きがあるとされているところに由来する考え方となります。有効成分では、粘液質やフラボノイド、そして各種ビタミンといったものがあります。

れもんぴーる/ハーブティーで期待される効能・効果

抗酸化、利尿、抗菌、食欲増進、解熱作用など。尚、疲労回復などの目的のために、ハーブティーがそのまま入浴剤として利用されることもあります。