ブルーバーベイン[ぶるーばーべいん]

ブルーバーベインの概要

ブルーバーベインは精神に起因する疲れを癒す働きがあることで知られていて、これは神経に対する強壮があると考えられているところに由来するものとなっています。また、不眠症などへも、ブルーバーベインの鎮静作用が働きかけ、安眠に誘引すると言われています。バーベインは、かつては、神事に利用されていた植物の一つで、その使用歴史は古代ローマ時代に遡ります。神聖視されていた傾向にあるバーベインは、このブルーバーベインと同種になります。クマツヅラ科に分類され、原産地をアメリカなどとしています。多年草で、長期間、開花し続けることが特徴になっています。利用部位は、地上部となります。ハーブティーにしたブルーバーベインには、草の芳香があり、味にはやや苦味が感じられます。そのため、他のハーブと組み合わせて用いられるケースも多くなっています。また、苦味を苦手とする方などは、蜂蜜(はちみつ)などの甘味を加えられることもあります。尚、バーベインも、ぶるーばーべいんも似たような作用を持つと考えられています。

ぶるーばーべいん/ハーブティーで期待される効能・効果

母乳分泌促進、発汗、鎮痙、鎮静作用など。また、胃腸の痙攣や神経に起因する頭痛などの症状を緩和する働きがあるとされていて、他にも、不眠症、鬱症状、歯肉炎などに有用とされています。尚、妊娠中の方は、その利用する量に注意が必要とされています。