オレガノ[おれがの]

オレガノの概要

オレガノは疲労した際に適していると言われていて、これは強壮作用があることに由来しています。また、神経に起因する頭痛の症状を緩和する働きや神経そのものの疲れを癒す働きなどがあると言われています。更に咳を鎮静する働きや生理不順にもオレガノが有用とされています。特有の芳香を有し、生よりドライハーブの方が甘味があると言われます。イタリア料理には必要不可欠な食材となっており、お茶にするとやや苦味があるものの刺激的でさっぱりしています。豆類やチーズなどとも組み合わせて調理され、特にトマト料理には重宝されています。薬草としては、昔からリウマチ痛や頭痛などを緩和する働きがあると信じられていて、その使用歴史は古代ギリシャ時代に遡ります。また、消化機能を亢進させる働きも昔から知られていたようで、現在でも脂ものなどを食べすぎた際には、オレガノティーが利用されます。オレガノはシソ科に属し、利用部位は葉となります。別名では、ワイルドマジョラムやハナハッカなどと呼ばれることもあります。有効成分では、精油をはじめ、苦味質やタンニン、樹脂などが知られています。おれがのはメキシコやヨーロッパなどを原産地とし、耐寒性があり、栽培しても育てやすくなっています。

おれがの/ハーブティーで期待される効能・効果

鎮静、殺菌、強壮、消化促進、整腸、強壮、血液浄化、健胃作用など。また、生理不順や筋肉の痙攣などにも有用に働きかけると言われています。