ローズレッド[ろーずれっど]

ローズレッドの概要

ローズは古くから品種改良が繰り返されてきたため、その種類も非常に多くなっています。一般に花を利用するハーブでは、ダマスクローズやケンティフォーリア、ガリカローズといったもので、実を利用するハーブでは、ローズヒップなどが知られています。これらはいずれもハーブティにおいて利用されている品種となります。一方、モダンローズは園芸用となります。そのため、お茶などに利用されることはありません。ローズレッドはガリカ種に属するもので、利用部位は花となります。他にもローズパープルやローズピンクといったものがありますが、その作用はどれも似たようなものになっています。お茶にしたローズレッドは、甘味のある芳香を有し、味もクセが感じられません。更年期障害の諸症状や月経不順など、女性特有の症状に対してローズレッドが役立つとされています。また、喉痛にも有効とされています。更に、神経からくる腹痛などにも役立つとされていて、これはローズレッドにリラックス効果があるとされるところに由来しています。その他、肌への影響力も強いことからろーずれっどに美肌効果があると言われています。そのため、入浴剤としてハーブティーがそのまま利用されることもあります。

ろーずれっど/ハーブティーで期待される効能・効果

月経不順の調整、ホルモン分泌調整、更年期障害の緩和、美肌効果、強壮、鎮静、月経痛の緩和、消炎作用など。