サマーセーボリー[さまーせーぼりー]

サマーセーボリーの概要

サマーセーボリーは日本でキダチハッカの名称で広く知られています。芳香は刺激的になっており、サマーセーボリーはシソ科に分類されています。原産地をアメリカとし、やや痩せた土地においても育つ一年草となります。利用部位は、サマーセーボリーの葉部で、これがハーブティーに用いられています。刺激的な芳香を有し、調理の際の香辛料としても利用されています。香り付けとして、ビネガーやソースなどに多用されています。ハーブティーにしたサマーセボリーには、腸内のガスを減少させ、消化を促す働きがあると言われています。このため、食べ過ぎた際の胃部不快感に対してサマーセーボリーが有用とされています。また胃部膨満感に対しても役立つとされていて、これは、さまーせーぼりーに整腸作用があるとされているためです。その他、疲弊した精神に対して、刺激を与え、リフレッシュさせる働きや強壮作用などもあると言われています。花は、夏の終わり頃に開花させるのが特徴となっており、その色は白っぽくなっています。全草からはローズマリー様の芳香を放っていて、昔から豆料理などに使われていたと言われます。また、香りと共に強い辛味を有することから、肉料理などにも利用されてきた経緯があります。有効成分では、樹脂や粘液質、フェノールやタンニンといったものが知られています。

さまーせーぼりー/ハーブティーで期待される効能・効果

健胃、消化促進、強壮、発汗、整腸、利尿作用など。また、補助的にダイエットに用いられたり、腸内のガスが生じるのを抑える働きがあると言われています。