アロエベラ・キダチアロエの概要
伝統医療として古くから用いられてきた経緯があり、アロエベラとキダチアロエの二つが広く知られています。特にバルバドス島を原産地とするアロエベラは、バルバドスアロエと言われることもあります。アロエベラとキダチアロエは、似たような有効成分になっていますが、サプリメントなどの製品では、異なった用途で用いられています。アロエベラのサプリメントは葉肉が用いられており、葉皮に含有されるアロインは除去されています。このアロインには、緩下の働きを有することで知られています。一方キダチアロエは、古くから民間療法の領域で、火傷や外傷などに利用されてきた経緯があります。
アロエベラ・キダチアロエ/サプリメントで期待される効能・効果
抗酸化・抗癌・抗炎症・糖尿病の改善及び予防、肝障害抑制・消化性潰瘍予防・胃粘膜保護作用など。有効成分ではアロインの他、アロエシン、アロイノシド、アロエエモディン、イソバルバロインやバルバロインといったアントラノイド配糖体、タンニン類、植物ステロール、そしてへミセルロースやグルコマンナン及びペクチンといった多糖類などがあります。利用の際は継続して使うのが一般的で、普通の食品に近いため、特に副作用などの危険性はないとされています。また、相互作用でも特に知られているものはなく、他の製品との併用も問題ないと言われています。