銀杏葉/イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスの概要

日本やアメリカではイチョウ葉エキスをサプリメントとして利用していますが、オーストリアやドイツといった国においては医薬品として用いています。臨床試験の報告では、ドイツからのものが多くなっていますが、日本やアメリカにおいても多くのイチョウ葉エキスの報告が存在します。葉から抽出した有効成分をイチョウ葉エキスのサプリメントとして利用されています。銀杏(いちょう)と言えば、実の銀杏(ぎんなん)が広く知られていますが、イチョウ葉エキスでは葉の部分を利用しています。有効成分のうちテルペン類とフラボノイド類が注目されていて、中でもギンコライドBと呼ばれるテルペン類の一種には、血小板活性化因子を抑制する働きがあるとされていて、これによって血栓の発生を防ぐと言われています。一方フラボノイド類には、過酸化脂質の発生を阻害する働きがあるとされていて、これは虚血に関わる酸化的障害を阻害する作用によるものと考えられています。

イチョウ葉エキス/サプリメントで期待される効能・効果

銀杏葉では、抗酸化・抗ストレス、記憶障害や高血圧症状・慢性的な脳梗塞による血流・間欠性跛行による抹消血管の障害・正常眼圧緑内障患者に対する視野欠損・アルツハイマー病などの改善作用、認知症のうち脳血管障害による症状の改善作用など。