烏骨鶏/ウコッケイ[うこっけい]

ウコッケイの概要

ウコッケイは、市場へ出回っている数が少ないため入手しにくくなっており、これは飼育があまりされていないことに起因しています。もともと原産地を中国の江西省としていて、中国をはじめインドなどにも分布しています。ウコッケイの体色は黒紫色をしていて、体を覆う毛の中の皮膚、そして筋肉や内臓、骨にいたるまで同じ黒紫色をしているのが特徴となっています。これはメラニン色素の沈着が強いことが原因しています。ただ、中国などでは古くから漢方薬の領域でウコッケイが親しまれてきた経緯があり、薬用鳥としての評価は定着していると言えます。烏骨鶏(うこっけい)の皮下脂肪にはコラーゲンがあまり見られませんが、身肉には豊富に含有されています。また、ビタミン類であるビタミンAやビタミンB2、ビタミンEなども多く含んでおり、更にタマゴには、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA或いはIPA)からなる不飽和脂肪酸を含有しています。これらの成分には、生活習慣病などを予防する働きがあるとされていて、血液循環の改善に役立つとされています。

ウコッケイ/サプリメントで期待される効能・効果

ウコッケイでは、滋養強壮をはじめ、高血圧や脳血栓の改善・疲労回復・抗ストレス。他にも精力回復や風邪、肩凝りの改善に役立つとされています。摂取量は、適切とされる範囲内の利用であれば、問題ないとされています。尚、烏骨鶏の卵黄部には、レシチン及びメチオニンといった成分が含有されており、肝機能促進や血液浄化作用などに期待されています。尚、一般的な食品に由来するものであるため、特に問題とされる烏骨鶏の相互作用や副作用などは知られていません。