米/コメ(水稲めし・精白米・うるち米)

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米/コメ・水稲めし・精白米・うるち米

「 米/コメ・水稲めし・精白米・うるち米」の栄養価を国の基準で評価した場合、この基準に対し、最も多い値で含まれる茶碗1杯約140g中の 成分は、モリブデン(168%:42μg)、次は(17.5%:0.14mg)、そして、マンガン(14%:0.49mg)、カロリー(11.76%:235.2k カロリー)、亜鉛(10.5%:0.84mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆5%
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コメ


通常食用とするコメは、ジャポニカ種とインディカ種に分類されます。ジャポニカ種は、日本の温帯地域などに生息する種類のものと、東南アジアのものがあります。インディカ種はインド又は東南アジアなどに生息する種類のものとなります。コメは中国やインドなどが原産地と推測されていて、イネ亜科に分類される一年生草本となります。日本へ渡来したのは、中国か朝鮮によって紀元前一世紀頃と考えられています。また、栽培が行われ始めたのは紀元前40世紀頃とも言われています。イネにはアジアイネとアフリカイネの二つがあり、これは、小麦や大麦などが同じ麦に属するのと同様です。通常、イネと言えばアジアイネを指し、世界中で栽培されるのはこのアジアイネになります。こめ粒は、胚乳、胚芽、ぬか層、もみ殻といった構成を持っていて、こめからこれらを取り除く層によって栄養と味が変化してきます。玄こめはこめの表皮でもみ殻のみを取り除いたもので、精白こめは胚乳のみを残して他の胚芽、ぬか層、もみ殻を全て取り除いたものとなります。一般に、玄こめより精白こめの方が味は良いとされていますが、取り除かれるところが多いだけに含まれる栄養素も減少していきます。また、古いものと新しいものを混入させると味が落ちますが、これは、精製してから時間が経過するほど、含有される脂肪が酸化するためと考えられています。