葱/ネギ(根深葱・葉・軟白・生)


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根深葱/ネギ・葉・軟白・生

「 根深葱/ネギ・葉・軟白・生」に関して1本約110g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.87%含有し、37.4k カロリーです。【旧2010年版では110g:30.8kcal、100g:28kcal】食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1本約110g中の 成分は、葉酸(33%:79.2μg)、次はビタミンC(15.4%:15.4mg)、そして、食物繊維(15.28%:2.75g)、カリウム(11%:220mg)、ビタミンB6(11%:0.132mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆5%
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ネギ


ねぎの原産地は中国とされ、紀元前より中国において栽培されてきました。また中国北部では長ネギ、南部では葉ネギが生じました。日本書紀や延喜式といった古書には、この植物に関する記述が散見され、日本へは中国からかなり古い時代に伝えられていたと言われています。日本での生産地は、千葉県をはじめ、埼玉県や茨城県、群馬県、愛知県といった地域で、周年栽培が可能なため、年中市場において見られます。特に十月から三月にかけて出回りが多くなり、需要も高まる時期と言えます。品種では、千住群、九条群、加賀太群に分けられ、冬に生長が停止し、夏に生長するものが加賀群となります。関西に多く、冬にも生長する冬ねぎは九条ねぎで、別名では葉ねぎ、青ねぎとも言われます。千住(せんじゅ)群は関東に多い品種で、九条群と加賀太群の中間タイプとなります。利用法は、薬味として使われることが多く、一般に生のまま刻んで、主に麺類などに用いられています。また、刺激臭と辛味は硫黄アリルの一種であるアリシンによるもので、これが、消化液の分泌を促進し、食欲を増進させると言われています。更にアリシンという成分は、ビタミンB1の吸収を高めると考えられています。大別して、根深ねぎと葉ねぎに分類され、アリシンは、いずれにも含まれますが、栄養価の高いのは、葉ねぎの方で、β-カロテンなど多くの栄養素を含みます。根深には、糖質が多く含まれています。
根深ねぎ・葉・軟白・生
別名:長ねぎ廃棄部位:株元及び緑葉部