- 単品栄養価
- 成分合計
- カロリー
唐辛子/とうがらし・葉・果実・生
「唐辛子/ とうがらし・葉・果実・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.75%含有し、35k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(153.33%:230μg)、次はビタミンE(128.33%:7.7mg)、そして、ビタミンC(92%:92mg)、カルシウム(75.38%:490mg)、ビタミンA(61.43%:430μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★★☆☆☆☆☆☆☆ | 20% |
唐辛子
トウガラシはピーマンと同じ仲間で、原産地は熱帯アメリカとなります。そして、熱帯においては多年生で、温帯においては一年生になります。中南米では、凡そ2000年前から栽培されていたと言われ、ヨーロッパへは新大陸発見以降に渡来し、十六世に、日本へは、ポルトガル人によって渡来しました。尚、豊臣秀吉の朝鮮出兵によって、日本へ持ち帰ったとする説もあります。江戸時代になると平賀源内が記した書物の中に、トウガラシの品種が数多く見られます。品種では、観賞用で榎実や五色といったものがあり、香辛料では、八房や鷹の爪といったものがあります。辛味成分はカプサイシンという物質で構成され、特に胎座や種子隔壁に多く含有され、その表面からカプサイシンが分泌されます。栄養面ではビタミン類などを豊富に含み、その栄養価も高いものとなっていますが、トウガラシ特有の辛味成分のため、一度に摂取できる量は限定されます。尚、辛味成分は種子や果皮から分泌されることはありませんので、種子や果皮に感じる辛味は、胎座や種子隔壁から分泌された辛味成分が付着したためと考えられています。日本の産地では茨城県が中心となっていて、その他、千葉県や群馬県、北海道となっています。利用法は香辛料ですが、日本ではソースやトマトケチャップ、七味トウガラシなどに使われています。
別名:なんばん、葉とうがらし試料:辛味種廃棄部位:硬い茎及びへた重量比:葉6、実4