アミロライド
ブッコノキ、シバムギ、カバ、マーシュマロー、パセリ、ノコギリパルメット、セイヨウタンポポ、ゴールデンロッド、ヤロー、バーベイン、サルサパリラ、コーラノキ、マテ、ビルベリー葉、牛蒡(ごぼう)、スギナ、フェンネル種子といったハーブには利尿作用があります。このため、これらのハーブとアミロライドには有害な相互作用が指摘されています。また、その他の利尿系に由来する市販薬及び治療薬との併用も控えるべきとされています。アミロライドは、カリウム保持性利尿薬であり、うっ血性心疾患や高血圧症状に対して利用されています。これは、体の中に存在する水分を減らすことによって生じる効果です。このため、カリウムを含有する食品やサプリメントを摂取することで、体内のカリウム量が異常に増加します。アミロライドを利用する際は、こういったカリウムを含む食品を控えるべきとされています。また、動物実験の領域では、カリウム保持性利尿薬を使った場合、体の中のマグネシウム含有量が増加したとのデータもあります。これがそのまま人間に当てはまるわけではないとされますが、アミロライドを利用した際は、サプリメントなどでマグネシウムを摂取しないようにした方が良いとされています。
アルブテロール
ジギタリスは、アルブテロールと併用することで、そのレベルを低下させるといったデータが存在しています。その作用メカニズムはハッキリとされていませんが、ジギタリスとアルブテロールの併用は避けたほうが良いとされています。アルブテロールは、気管支拡張薬のことで、喘息発作などに対して適用されています。研究報告では、この薬が体内に存在するカリウム、カルシウム、マグネシウムを減少させてしまうといったものが多数あります。このため、これらの成分を豊富に含有する食品を不足なく摂取することが薦められています。