ホウ素/トウキ/ブラックコホシュ[ぶらっくこほしゅ]

ホウ素

エストロゲン生産を促す働きや、強い骨を形成するのに必要な微量元素となります。豆腐やナッツ類、桃(もも)、林檎(りんご)、葡萄(ぶどう)、洋梨、干し葡萄といった食品などに多く含有されています。また、多くのマルチビタミン及びミネラルなどの製品にも含まれています。ただし、過去に生殖器官及び乳癌などを患った経験のある方、そしてホルモン補充療法を行っている方などは、ホウ素の利用を控えます。尚、トウキ及びブラックコホシュには、ホウ素との間に有用な相互作用が認められています。

当帰/トウキ/有用で安全性の高い相互作用

女性特有の諸症状に役立つとされているハーブの一つで、更年期障害、生理不順、生理前症候群、月経痙攣などに有効とされています。中でものぼせに対しては優れた作用を持つとされます。ホウ素とトウキを組み合わせて利用すると、更年期障害、線維のう胞性乳腺症、生理前症候群、生理痛といった症状を軽減させる働きがあると言われています。ただし、妊娠中のトウキの利用は禁忌とされています。また、利用する際は、日光などに照射されないよう気をつける必要性があります。

ブラックコホシュ根/有用で安全性の高い相互作用

更年期障害、生理前症候群といった症状に対して適用されています。ホウ素とブラックコホシュ根を組み合わせて用いると、更年期障害の諸症状を軽減させる働きがあると言われています。ただし、妊娠中は、ブラックコホシュの利用を控えます。また、半年以上継続して利用する際は、医師への相談が推奨されています。