シクロホスファミド[しくろほすふぁみど]

ショウガを用いたハーブティーやカプセル剤などは、吐き気や嘔吐などを抑える働きがあります。シクロホスファミドの副作用には、嘔吐や吐き気などがあり、併用するとこれらの症状を軽減させます。また、キノコの仲間であるカワラタケには免疫系を保護する働きがあるとされます。このため、化学療法薬であるシクロホスファミドに起因する免疫系の破壊による副作用に対して、これを保護する働きがあるとされます。一方、レモンバーム、オレガノ、松の樹皮抽出物、タイム、ローズマリー、グレープシード、ターメリック、イチョウ、ミントといったものには強い抗酸化性が認められ、これがシクロホスファミドの作用を低下させます。いずれもシクロホスファミドとの併用は控えます。シクロホスファミドは、いわゆる抗癌剤のことで、さまざまな癌に対して利用されています。強い作用を有する一方で、他の医薬品との相互作用や副作用などが多くなっています。利用中の医薬品及びサプリメントなどがあれば、医師へ正確に伝える必要性があります。また、ビタミンAやビタミンC、ビタミンEといったビタミン類には抗酸化作用があることで知られており、いずれもしくろほすふぁみどの作用を低下させることが指摘されています。ただし、これに反して有効とされる報告例も存在しているため、ハッキリとしたことは解明されていません。