シスプラチン/ジスルフィラム[しすぷらちん/じするふぃらむ]

シスプラチン

ミルクシスルにはシリマリンが含有されています。シスプラチンには肝毒性が認められており、このシマリンが肝臓を守るとされます。ただし、この作用は動物実験においてであり、人間に対してその有効性が認められているわけではありません。ショウガには吐き気や嘔吐を抑制する作用があるとされているため、シスプラチンによって引き起こされた嘔吐や吐き気などの副作用を軽減すると考えられています。シスプラチンはいわゆる抗癌剤或いは抗腫瘍剤と言われるもので、特に卵巣癌や膀胱癌、睾丸腫瘍などに適用されています。強い作用を有するため、他の薬剤との間に有害な相互作用も多く知られています。尚、シスプラチンの利用によって、カリウムやカルシウム、ナトリウム、マグネシウム、リン酸塩などが体内から減少していきます。

ジスルフィラム

カバ、バレリアン、パッションフラワー、キャットニップ、トリプトファン、セントジョーンズワート、カモミールSAMe(サム・イー)などには鎮静作用があるため、ジスルフィラムと併用すると強い傾眠作用が現れます。いずれもジスルフィラムとの併用は控えます。コーラノキ、ガラナ、マテなどにはカフェインが含まれています。カフェインとジスルフィラムを組み合わせて利用すると、興奮作用を強めてしまうため、これらのハーブとの併用も控えます。ジスルフィラムは嫌酒薬のことで、アルコール依存から解放させるために利用されています。ジスルフィラムを服用すると、微量のアルコールに触れても吐き気や嘔吐、頭痛、眩暈、発汗といった症状を示します。ジスルフィラムを利用する際は、一般にアルコールの他、香水やアフターシェーブなども控えます。また、風邪薬や咳止め、下痢止め、更にはソース類、ビネガーなどにも僅かにアルコールが含有されているため、いずれも控えます。その他、カフェインが含まれるお茶やコーヒー、コーラーなども控えます。