ロフェコキシン/ロラタジン[ろふぇこきしん/ろらたじん]

ロフェコキシン

サリチル酸誘導体を含むメドウスイート、ウインターグリーン、ホワイトウイローといったハーブは、ロフェコキシンと組み合わせて用いることで重度の胃障害を引き起こす要因になります。シリマリンを含むミルクシスルは、ロフェコキシンの副作用である肝臓障害を保護するとされます。ロフェコキシンは、非ステロイド性抗炎症薬或いはシクロオキシゲナーゼ-2阻害薬のことを指していて、特にシクロオキシゲナーゼ-2阻害薬は、関節炎に適用されています。これは炎症及び疼痛に影響を与えている酵素の作用を妨害する働きによるものです。副作用である胃の障害が非ステロイド性抗炎症剤に比較すると少し軽度になります。更に血液凝固タイプを阻害しない性質を有しています。その他、急性疼痛或いは生理痛といった症状に対してもロフェコキシンが用いられるケースも見られます。

ロラタジン

ヒヨスには毒性があることで知られており、一般には専門家の管理のもとでの利用が推奨されています。また、稀に見るロラタジンの口渇、眩暈(めまい)、頭痛といった副作用がありますが、ヒヨスと組み合わせてロラタジンを利用することでこれらの副作用が強まります。ロラタジンは、いわゆる抗ヒスタミン薬のことを指していて、通常、アレルギー反応である鼻水、目の痒み、発疹、湿疹、くしゃみといった症状に対して適用されています。尚、他の抗ヒスタミン薬の傾眠作用より軽いものとなるロラタジンですが、アルコールの摂取によって傾眠作用が強まります。従って、ロラタジンを利用中はアルコールの摂取を控えます。