ノコギリパルメット
良性前立腺肥大症に関わる酵素の働きを妨害する成分が、果実部に含有されています。そのため、良性前立腺肥大症に起因する、頻尿及び、排尿困難、夜間放尿といった症状に対して利用されています。良性前立腺肥大症の症状を緩和する働きはありますが、既に肥大したものを縮小させる働きはありません。
ピゲアム
前立腺の肥大を軽減する働きを持つ成分やその炎症を抑える働き持つ成分などが含まれています。このため、前立腺肥大症に由来する泌尿器系症状である頻尿などに適用されています。利用されるのは、原産地をアフリカとするピゲアムの樹皮部となります。また、その効果が現れるまでには、半年以上かかるケースも見られます。尚、子供へ利用した場合、ホルモンバランス失調を惹起する可能性があると言われています。
有用で安全性の高い相互作用
ノコギリパルメットとピゲアムを併用した場合、良性前立腺肥大症を軽減する働きがあると言われています。ただし、前立腺が既に肥大してしまっているものを小さくする働きはありません。また、作用が現れるようになるには、半年以上かかるケースも見られます。尚、いずれもその治療目的で利用する場合は、医師の判断が推奨されています。また、前立腺肥大症の診断も自己判断によらず、医師の診断が必要とされます。