パッションフラワー/ガラナ/マテ/コーラノキ[ぱっしょんふらわー/まて]

パッションフラワー

緊張した神経を解きほぐし、リラックス効果があると言われています。特に不眠症への利用が推奨されており、その利用歴史も古いものとなります。一般に交換神経中枢の作用を正常化させる働きがあると言われています。また、神経痛や筋肉痛、更にはストレスに起因する偏頭痛及び腹痛といった症状に対しても有用とされています。トケイソウ科に分類されていて、和名ではチャボトケイソウと呼ばれています。血圧を下げる効果があるとされることから、高血圧症状にも役立つとされています。地上部から調製される煎剤には、リラクシング作用や睡眠誘引の働きがあるとされます。利用する際は、同じ鎮静作用を有するハーブ或いはサプリメント、薬品などとの併用は控えます。また、抗鬱薬などとの併用も避けます。尚、鎮静に関わる作用メカニズムは不明とされています。

有害で危険性の高い相互作用

ガラナ、マオウ、マテ、コーラノキには、パッションフラワーとの間に有害な相互作用が認められています。ガラナ、マテ、コーラノキにはいずれもカフェインが含有されています。パッションフラワーには、鎮静作用が認められているため、カフェインと拮抗関係にあります。また、マオウには強い強壮作用或いは、刺激があるため、これがパッションフラワーの有する鎮静作用と拮抗関係にあります。