コエンザイムQ10/ユビキノン[ゆびきのん]
食物からエネルギーを取り出す働きがあるとされているもので、かつては虚血性心疾患、糖尿病、うっ血性心疾患などに医薬品成分として使われていた経緯があります。人間の体の中には、もともと存在する成分であり、ユビキノンなどの名称で呼ばれることもあります。種類では、現時点においてコエンザイムQ1からコエンザイムQ12まで存在しています。ミトコンドリア内では、アデノシン三リン酸(ATP)を生成して、エネルギーを作り出していますが、この過程においてコエンザイムQ10は必要不可欠な存在となっています。もともと人間の体の中で合成されているコエンザイムQ10ですが、年齢と共にその合成量も減少していきます。特に40歳以降が著しく低下すると指摘されています。