グルタチオン[ぐるたちおん]

人間の体の中での抗酸化物質では、その比率が最も多いとされているもので、活性酸素による損傷を減らす役割を担っています。腎臓及び肝臓が正常に作用するためには、必要不可欠な物質となっています。一般に、カプセルでの利用が多くなっているようです。

グルタチオン/有用で安全性の高い相互作用

ミルクシスル、セイヨウタンポポ根とグルタチオンの間には有用な相互作用が認められています。ミルクシスルは、シリマリンと呼ばれる化合物を含んでいます。この成分には、肝細胞が障害されるのを防ぎ、また損傷された際、その修復を促進させる働きがあると言われています。ミルクシスルとグルタチオンを併用した場合、肝硬変及び黄疸、肝炎といった症状に対して役立つとされています。また、肝機能の保護作用もあるとされています。ただし、胆道疾患、胆嚢疾患及び胆石といった症状が見られるケースでは、その利用に医師への相談が推奨されています。一般には、カプセルでの利用が多くなっています。セイヨウタンポポ根は、利尿作用と共に消化液の分泌を促す働きなどがあると言われています。これは、消化機能や肝臓の代謝機能をサポートする成分が含有されているためと考えられています。セイヨウタンポポ根とグルタチオンを併用した場合、腎臓機能及び肝臓機能を補助する作用があると言われています。ただし、胆道疾患及び胆道疾患或いは胆石といった症状が見られるケースでは、医師への相談が薦められています。一般には、チンキ剤及び、エキス剤といった利用形態となります。