アセタゾラミド/アトルバスタチン[あせたぞらみど/あとるばすたちん]

アセタゾラミド

メドウスィート、ウイローバークなどは、サリチル酸を含んでいるため、アセタゾラミドとの間に有害な相互作用が認められています。ブッコノキ、シバムギ、セイヨウタンポポ、ゴールデンロッド、カバ、マーシュマロー、パセリ、ノコギリパルメット、バーベイン、ビルベリー葉、ヤロー、ダミアナ、フェンネル種子、スギナ、コーラノキ、マテ、サルサパリラ、ウワウルシなどには利尿の働きがあるため、アセタゾラミドとの間に有害な相互作用があります。マオウ、コーラノキ、サルサパリラ、カフェイン、ニンジン、ヨヒンベといった強壮ハーブも有害な相互作用があるとされます。アセタゾラミドは、いわゆる利尿剤のことで、炭酸脱水素阻害薬と言われています。この薬は、通常緑内障の治療に用いられています。これは、眼圧を下げる働きがあるためで、他にも、心臓疾患や癲癇(てんかん)、高山病などにも使われています。尚、アセタゾラミドを利用すると、体の中に存在するカリウム水準が減少してしまいます。そのため、食事において、柑橘類であるオレンジやバナナといったカリウムを豊富に含有する食品の摂取が望まれます。これによってカリウムを補充するのが最適ですが、サプリメントなどでカリウムを補給することもあります。

アトルバスタチン

ミルクシスルには、肝毒性を抑える働きがあると推測されていて、スタンチン系薬剤と同様の作用があるのではないかと言われています。このため、ミルクシスルとアトルバスタチンの間には有用な相互作用が期待されています。ただし、現時点ではその有効性がハッキリと解明されているわけではありません。アトルバスタチンは、スタンチン系の高コレステロール血症薬のことを指しています。この薬は、脳卒中及び心臓発作などのリスクを軽減するために用いられているもので、血中コレステロール値を低下させ、動脈硬化の悪化を防ぐ働きがあると言われています。