メチオニン[めちおにん]

肝臓において脂質代謝に関与する成分であり、アミノ酸の一つとなります。またタンパク質を構成している成分の一つでもあります。尚、メチオニンを服用する際は、ビタミンB類の摂取を心がけます。これは、ビタミンB類が不足した状態でメチオニンを利用すると、心臓疾患やアテローム性動脈硬化症を引き起こす可能性があるためです。

メチオニン/有用で安全性の高い相互作用

セイヨウタンポポ根、ビートの葉、ミルクシスルとメチオニンの間には有用な相互関係が認められています。セイヨウタンポポ根は、消化液分泌を促す働きがあると言われています。含有される成分に、消化機能及び肝臓の代謝機能を補助する物質があると言われています。また、利尿作用があることでも知られています。このセイヨウタンポポ根とメチオニンを組み合わせて利用した場合、肝機能をサポートする働きがあると言われています。ただし、胆石及び胆道疾患並びに胆嚢疾患を発症している場合、その併用に医師への相談が推奨されています。利用形態は、エキス剤、チンキ剤といったものが多いようです。ビートの葉は、消化機能のサポート共に肝臓の代謝機能を補助する作用があるとされています。ビートの葉とめちおにんを併用した場合、肝機能の補助作用があると言われています。ただし、胆管障害、胆嚢疾患、胆石といった症状が現れている場合、その利用を控えます。利用形態はカプセルとなります。ミルクシスルは、化合物の一つであるシリマリンを含んでいます。この成分には、障害から肝細胞を守り、仮に障害されてもその再生を促進させる働きがあると言われています。このミルクシスルとめちおにんを組み合わせて用いた場合、黄疸、肝炎、肝硬変などに作用し、肝臓機能を支えると言われています。ただし、胆石症、胆道疾患、胆嚢疾患といった症状が示されているケースでは、その利用に医師への相談が薦められています。