スルファメトキサゾール[するふぁめときさぞーる]
セントジョーンズワートやトウキには太陽から皮膚に対する感受性を亢進させる働きがあり、似たような作用がスルファメトキサゾールにも認められています。このためこれらのハーブとスルファメトキサゾールの併用は控えるべきとされています。また直射日光もなるべく控えます。ウインターグリーン、メドウスイート、ホワイトウイローといったハーブには、サルチル酸誘導体が含有されているとされます。この成分はアスピリンとよく似た化学物質であり、スルファメトキサゾールと組み合わせて利用することで体の中のサルチル酸水準が過剰になります。スルファメトキサゾールは、スルフォンアミド系抗生物質のことであり、尿路感染症をはじめ、原虫感染症、細菌感染症などに適用されています。ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、マグネシウム、カルシウムなどは、スルファメトキサゾールによってその吸収を妨害されます。サプリメントなどでこれらの成分を摂取する必要性がある時は、するふぁめときさぞーるの投与時間と二時間程度のずれを設けます。また、するふぁめときさぞーるの働きを妨害する恐れのあるものでは、PABAと言われるサプリメントなどがあります。ただし、その作用メカニズムがハッキリ解明されていないため、詳しいことは分かっていません。尚、PABAは日焼け止めにも使われていますが、この場合するふぁめときさぞーるの作用を妨害しないと考えられており、危険性はないものとされています。