ブドウ種子抽出物とターメリック根

ブドウ種子抽出物

強い抗酸化性物質を含んでおり、活性酸素の害を抑える働きがあると言われています。また、浮腫を緩和し、血管壁を強化し、延いては内出血及び出血を予防する働きがあると言われています。これらの作用は、オリゴマーと呼ばれるプロアントシアニンによる働きによるものと考えられています。一般に、下肢における血液循環不全や静脈瘤に対して、その改善目的で利用されています。また、糖尿病性網膜症及び糖尿病性神経障害などにも使われています。尚、ワルファリンの使用には、医師の判断も必要とされています。

ターメリック根

エッセンシャルオイルには、消化液分泌促進作用が認められます。また、関節部の腫れ、それに伴う痛みを和らげる作用があるとされます。これは、クルクミンの抗炎症作用によるものと考えられています。一般に、軽度の消化障害及びリウマチ性関節炎などに用いられています。また、インドの伝統療法であるアーユルヴェーダの領域でも、同様に用いられています。

有用で安全性の高い相互作用

ブドウ種子抽出物とターメリック根の併用の場合、静脈系機能及び関節炎の改善に有用とされています。ただし、抗血液凝固薬であるワルファリンなどの利用は、医師の管理の下、行うことが推奨されています。また、胆道疾患、胆嚢疾患、及び胆石、潰瘍といった症状が見られるケースでは、その利用を控えるべきとされています。