マテ[まて]

興奮作用を有するカフェインを含有しており、これが有効成分になっています。原産地を南アメリカとし、現地では飲料に利用されているそうです。疲労に起因する頭痛を軽減する作用があるとされていて、これはマテの有する軽い強壮作用によるものです。ただし、妊娠中の方、授乳中の方はその利用を控えます。これは含有されるカフェインが高濃度であるためです。マテは健康な神経を維持するための強壮剤になるとされていて、その栄養価も高いとされます。ストレスに対する耐性を養い、更に肉体的疲労の回復にも役立つとされています。これは、代謝を促進させる働きから、脂肪及び炭水化物などを消費させてしまうからで、蓄積した疲れを緩和させるのに役立つとされています。刺激作用の他、収斂作用や緩下作用、解熱作用、利尿作用などもあると考えられています。有効成分では、カフェインをはじめ、各種ビタミン類、ミネラル、そしてタンニン、フラボノイド、テオフィリン、テオブロミンといったものがあります。

マテ/有害で危険性の高い相互作用

朝鮮人参、カバ、バレリアン、カモミール、パッションフラワーなどには、マテとの間に有害な相互作用が認められています。マテにはカフェインが含有されています。カバ、バレリアン、カモミール、パッションフラワーにはいずれも鎮静作用が認められており、まてに含有されるカフェインと拮抗関係にあります。