エピネフリン[えぴねふりん]
コーラノキ、ガラナ、マテといったハーブにはカフェインが含有されています。このカフェインには興奮作用があることで知られていますが、エピネフリンと併用することで、エピネフリンの副作用である不眠、不安、眩暈といった症状を強めます。いずれもエピネフリンとの併用は控えるべきとされています。マオウから単離したものがエフェドリンとなりますが、エピネフリンとこのエフェドリンは似たような働きを有します。そのため、その根元のマオウと併用することで、エピネフリンの副作用である、不整脈、血圧上昇、不眠、不安、眩暈といった症状が強まります。これらの副作用はエフェドリンにもあります。えぴねふりんは、気管支拡張薬のことを指していて、化学合成したアドレナリンとなります。適応症は喘息などで、過去に喘息を発症している場合は、えぴねふりん製剤の利用について医師への相談が薦められています。尚、えぴねふりんの副作用である不眠、不安、眩暈といった症状は、カフェインを含有するコーヒーやコーラー、お茶、チョコレートといった食品を摂取することによっても強まります。このため、カフェインを含有するこれらの食品とえぴねふりんの併用も控えます。また、繰り返しえぴねふりんを利用することで、ミネラルであるカリウムやマグネシウム、そしてビタミンCといった成分が体内において減少していきます。そのため、サプリメントなどで、これらのビタミンやミネラル類を補給する必要性があります。