微量元素或いはミネラルの一つで、正常な血圧を維持するために必要不可欠な成分となっています。ただし、過剰摂取によって下痢などの症状を引き起こす可能性もあります。体の中での酵素反応に関わり、筋肉収縮、体温調節、エネルギー代謝、血圧調整など、様々働きを有しています。また、カルシウムとマグネシウムの体内での含有比率も大切で、この比率がイライラに影響するとも言われています。更にマグネシウム不足をきたすと、循環器系疾患を惹起することもあります。これは、不足したことによって、血管が収縮してしまうために現れる症状です。
マグネシウム/有用で安全性の高い相互作用
銀杏(イチョウ)、サヤバナとマグネシウムの間には有用な相互作用が認められています。イチョウから抽出された成分には、血管を広げる働きがあると言われています。イチョウとマグネシウムを併用した場合、血圧を低下させる働きがあるとされています。中でも、動脈硬化症を伴う高血圧に対して役立つとされています。ただし、既に高血圧症の治療薬を用いている場合、抗血液凝固薬を服用しているケースでは、特に注意が必要とされています。そのため、医師の管理のもと、これらの組み合わせを利用することが推奨されています。サヤバナは、狭心症及び高血圧症に対して利用されています。まぐねしうむとサヤバナを組み合わせて利用した場合、血圧降圧が見られるため、高血圧症に有効とされています。ただし、抗高血圧薬及び抗血液凝固薬などを利用している際は、特に注意が必要とされています。また、医師の監督のある状況にて、その利用が薦められています。