朝鮮人参/チョウセンニンジン/黄耆/キバナオウギ

朝鮮人参/チョウセンニンジン

強い抗酸化性を有し、活性酸素による害悪を軽減する働きがあると言われています。含有される成分にはジンセノサイドと言われているものがあります。赤血球は酸素を運搬する働きを持っていますが、この機能を高める働きがジンセノサイドにあると言われています。更に、この成分には、細胞内でのブドウ糖の利用効率を上昇させる働きもあると言われています。ストレス環境下において、全身強壮の目的で使われています。また、血糖値低下を目的にした2型糖尿病患者への利用、そして持久力低下といった症状に適用されています。更に、免疫力を高める目的でも利用されています。尚、カフェインを含有するガラナ、マテ茶、コーヒー、お茶などとの併用は控えます。また、糖尿病や高血圧症を患っている方は、医師への相談が必要とされています。その他、妊娠中、及び授乳中の方の利用では、ホルモンバランスの変動が見られる場合もあります。

黄耆/キバナオウギ

作用の仕組みはハッキリとされていません。漢方の領域では、免疫系の機能を高める目的で利用されています。その他、肝臓保護作用や抗ウイルス作用、免疫賦活作用、血液凝固抑制作用などがあると考えられています。尚、ワルファリン及び免疫抑制剤を利用している方は、その使用を控えます。

有用で安全性の高い相互作用

チョウセンニンジンとキバナオウギを併用した場合、疲労の際において病気にかかるのを防ぐ働きがあるとされ、免疫系を補助する働きを持つと言われています。ただし、一ヶ月以上の利用は、医師の管理のもとで行われることが推奨されています。また、糖尿病を患っている方などは、その利用に医師への相談が必要とされています。