フェヌグリーク/葫芦巴/コロハ[ふぇぬぐりーく/ころは]

フェヌグリークの概要

フェヌグリークは南西アジアが原産地とされるマメ科の一年草になります。葫芦巴(ころは)は、種子を生薬として利用するもので、一方、葉部には苦味が有りハーブとして用いられています。種皮に含有される成分では、タンパク質やサポニンなどがあり、いずれも体内において副腎皮質ホルモン及び女性ホルモンの原料として使われます。また、抗ウイルスや抗癌・食欲増進、コレステロール降下といった働きなども指摘されています。更に、フェヌグリークの胚乳(はいにゅう)に含有されている難消化性食物繊維であるガラクトマンナンには、血糖値を低下させる働きがあるとされています。このため、フェヌグリークは糖尿病の改善に有効と考えられています。その他、欧米では更年期障害における諸症状の予防に加え、バストアップや母乳分泌促進の目的で、サプリメントが利用されています。これは、フェヌグリークの種皮に、副腎皮質ホルモンや女性ホルモンの原料となるタンパク質やサポニンなどが含有されていることが理由になっています。

フェヌグリーク/サプリメントで期待される効能・効果

フェヌグリークでは、更年期障害に関わる諸症状の予防、母乳分泌促進・コレステロール低下・食欲増進・抗癌・抗ウイルス・糖尿病の改善など。フェヌグリークで特に問題とされる重大な副作用は知られていませんが、糖尿病の治療薬を併用する場合は相互作用の可能性もあるため、医師に相談するのが良いとされています。また、アレルギーを有する人は、その飲用を控えるべきとされています。尚、別名では葫芦巴(コロハ)と言います。