メシマコブ[めしまこぶ]

メシマコブの概要

メシマコブの臨床データは不十分とされていますが、韓国などでは多くの研究から抗癌性が指摘されています。メシマコブは、タバコウロコタケ科のキノコ類で、桑などに寄生しています。名称は、長崎県女島の桑に由来していて、見た目はサルノコシカケによく似ているといわれています。メシマコブの抗癌性については国立癌センターの研究報告にも示されており、特にメシマコブに存在するPL2及びPL5と呼ばれる菌株が強い抗癌性を有するといわれています。また、めしまこぶには免疫力を亢進させる働きがあると言われていて、これはTリンパ球及びBリンパ球の反応の増強、マクロファージの活性化を高める作用、NK細胞またはナチュラルキラー細胞の活性化を亢進させる働きなどが癌の予防につながると指摘されています。日本におけるめしまこぶの研究報告例では、膵臓癌への抗腫瘍・放射線防御・前立腺癌細胞の増殖を妨害する働きなどがあり、動物実験では、敗血症性ショックの軽減・リンパ球及びマクロファージの活性化などが存在しています。

めしまこぶ/サプリメントで期待される効能・効果

免疫賦活・生活習慣病の改善や予防、癌の治療や予防など。生活習慣病の改善や予防目的で摂取する際は、毎日続けて利用することが薦められています。一般には、短い期間の利用で期待されるだけの効果は得られないと考えられています。副作用では、特に知られているものはなく、重大な健康被害などの報告例は存在していません。また、相互作用においても特に知られているものはなく、他のサプリメントと組み合わせて利用しても問題ないと言われています。