リンゴ酢の概要
カリウムは体内において不十分になると、高血圧症状を引き起こしたり、疲労感、延いては心臓病を発症する起因になることも考えられます。リンゴ酢は、アップルワインに酢酸菌を混ぜて作る発酵食品ですが、リンゴにはもともとカリウムが多く含有されています。また、リンゴ酢をつくる過程で、このカリウムを消失することはありません。そのため、リンゴ酢は高血圧の予防や疲労回復などに有効ではないかと言われています。また、有機酸であるクエン酸や酢酸、コハク酸、リンゴ酸といった成分も多く含有されているため、筋肉中に蓄積されてしまう疲労物質である乳酸を除去する働きがあると言われています。更に酢酸には、骨塩量を低下させる働きや食後における血糖値の急上昇を抑える作用などが知られています。尚、アップルワインは、酵母をリンゴ果汁に混ぜて、それを発酵させたワインとなります。
リンゴ酢/サプリメントで期待される効能・効果
リンゴ酢では、高血圧又は心臓障害の予防、疲労回復など。通常の林檎酢は食品由来のため、重大な副作用及び相互作用などは知られていません。適切とされる摂取量に従っている限り、特に問題はないとされています。ただし、胃酸過多及び胃潰瘍といった症状が現れている方は、酢による胃液分泌促進によって体への悪影響が現れることも考えられます。尚、アメリカのバーモンド州の住民は昔から長寿の地域で知られていますが、これはリンゴの摂取量が多いからだと言われています。