黒大豆種皮抽出物/くろだいずしゅひちゅうしゅつぶつ[クロダイズシュヒチュウシュツブツ]

黒大豆種皮抽出物の概要

黒大豆種皮抽出物は抗酸化性を有することから悪玉コレステロール(LDL)の酸化を阻害する働きが期待されていて、これは黒大豆種皮抽出物に含有されるアントシアニン類によるものと考えられています。研究報告例では他にも、抗ウイルスや内臓脂肪蓄積抑制などが存在しています。黒大豆種皮抽出物に含有されるアントシアニン類の内、特にシアニジン-3-グルコシドといわれる成分が有効とされていて、抗酸化性を有することから様々な生活習慣病に有効なのではないかと指摘されています。基礎的な研究においては、黒大豆種皮抽出物に抗ウイルスや内臓脂肪の蓄積を阻害する働き、悪玉コレステロール或いはLDLと呼ばれるコレステロールの酸化を防ぐ作用などが報告されていますが、これらの研究成果は不十分とされていて将来の研究結果に期待が寄せられています。

黒大豆種皮抽出物/サプリメントで期待される効能・効果

抗酸化作用。摂取する際は、毎日続けて使用することが薦められていて、一般的に短い期間での使用では期待されるだけの効果が得られないと言われています。またその摂取量や用法などは適切なものが打ち立てられておらず、これは臨床試験などが不十分とされていることが原因しています。黒大豆種皮抽出物に含有される成分は、一般的な食品の成分に起因するものであることから、副作用などの危険性はないと考えられています。また、適切な量やその使い方をしている限り、特に問題となる黒大豆種皮抽出物による健康被害の報告例は存在していません。