ポリフェノール[ぽりふぇのーる]

期待される効能・効果

多価フェノールとも呼ばれていて、ベンゼン環を有する多数のOH基(水酸基)が結合した形で存在する化合物の総称のことを意味します。古くはポリフェノールの含有された赤ワインと動物性脂肪の含有された食品を多く摂取するフランス人に動脈硬化などがあまり見られないことで注目されました。ポリフェノールには様々な種類が存在し、また多くの植物に含有されています。フラボノイド系とノンフラボノイド系に分類され、ノンフラボノイド系のものでは、アントシアニンやカテキンといったものがあります。一方、フラボノイド系は無色或いは淡黄色の色素を含有しています。主な作用は抗酸化性で、体内に生じた活性酸素を無害化すると言われています。また、ビタミンEやビタミンCといった成分にも抗酸化性が認められていますが、ポリフェノールにも同等の働きがあると考えられています。老化現象や動脈硬化は、フリーラジカルや活性酸素の増加が原因とされており、これらが組織細胞を損傷させ、動脈硬化や癌(がん)、老化現象といった症状を引き起こすとされていて、ポリフェノールにはこういった症状の予防の効果があるとされています。更に同じポリフェノールでも固有の働きを持つ成分も多く、女性ホルモン様の作用を有するものでは、イソフラボンといった大豆に多く含有される成分などが存在しています。尚、ぽりふぇのーるには即効性があると考えられており、摂取後数十分でその作用が現れると言われています。また、体内への吸収率が高く、水溶性の成分となっています。