プエラリアミリフィカ[ぷえらりあみりふぃか]

プエラリアミリフィカの概要

プエラリアミリフィカはマメ科クズ属に分類されるハーブで、ミャンマーやタイといった地域に分布している植物です。これらの地域では、ガウクルアとも呼ばれています。プエラリアミリフィカの有効成分では、ファイトエストロゲンと呼ばれる女性ホルモン様働きを有する植物エストロゲン・イソフラボン類などがあります。このファイトエストロゲンはリグナン類とイソフラボン類に分けられていて、大豆イソフラボンは、ゲニステインとダイゼインからなります。タイで用いられているプエラリアミリフィカには、白ガウクルア、赤ガウクルア、黒ガウクルアがあり、一般には白ガウクルアが利用されます。日本の葛(くず)もクズ属に分類され、プエラリアミリフィカの近縁種となります。赤ガウクルアを男性用、白ガウクルアを女性用としての使用を薦める例も見られますが、機能的にはどちらを使っても問題ありません。タイでは、特に女性の更年期の諸症状に用いていた経緯があり、強壮剤として他のハーブと併用していたとされています。現在、女性らしさを維持する用途で、美肌や豊胸目的でも利用されています。

ぷえらりあみりふぃか/サプリメントで期待される効能・効果

美肌効果、バストアップなど。摂取する際は、継続しての使用が薦められていて、短い期間の利用では期待されるだけの効果は得られないと言われています。副作用では、特に知られる重大なぷえらりあみりふぃかの健康被害などの報告例は存在していませんが、ぷえらりあみりふぃかを摂取することでアレルギー反応である胃腸障害や皮膚障害を発症することもあります。相互作用では、エストロゲン様作用を有する他の成分と組み合わせて用いる場合に注意が必要とされています。尚、授乳中や妊娠中の方の利用は避けた方が良いと言われています。