南瓜/カボチャ(西洋・果実・生)

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西洋南瓜/カボチャ・果実・生

「 西洋南瓜/カボチャ・果実・生」に関して1個約1200g中の カロリーを国の基準で評価した場合、54.6%含有し、1092k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約1200g中の 成分は、ビタミンE(980%:58.8mg)、次はビタミンA(565.71%:3960μg)、そして、ビタミンC(516%:516mg)、カリウム(270%:5400mg)、モリブデン(240%:60μg)、となります。また、100%以上は「必要量」以上を満たし、耐容上限量を超える「ビタミンA」では過剰摂取となります。
成分バランス達成率 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆0%
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カボチャ


日本で利用されている南瓜はニホン、セイヨウ、ペポ南瓜で、他にはミクスタというものがあります。ニホン南瓜の原産地は、中央アメリカと言われていて、日本へは十六世紀の戦国時代にポルトガルから九州へ伝わったとされます。食文化の変遷によりニホンカボチャからセイヨウカボチャへとその利用は移行していきましたが、セイヨウ品種の原産地は南アメリカとなります。こちらは気候も冷涼な地域に適していて、ヨーロッパで幾度も品種分化を繰り返し、日本へは幕末に伝わってきました。西洋タイプでは、黒皮タイプでえびすかぼちゃ、都かぼちゃといったものがあり、青皮系では、錦芳香、芳香などがあります。赤皮タイプでは、紅芳香や赤ずきんがあり、白皮タイプでは、雪化粧や伯爵といったものがあります。また、日本であまり栽培されていないペポかぼちゃでは、錦甘露や金糸瓜などがあります。この野菜の栄養面では、β-カロテンやビタミンCが含まれています。通常、ビタミンCなどの抗酸化ビタミンは熱によって壊れやすいのですが、かぼちゃの場合は、加熱しても壊れにくいという性質があります。また、黒っぽい日本種と緑っぽい西洋種がありますが、栄養価が高いのは西洋種です。かぼちゃの主成分はデンプンから構成されており、肉質は粘り気があります。そのため、煮物などに用いられるケースが多く、また天ぷらにも利用されます。西洋タイプは、粉質的な肉質をしており、揚げ物や炒め物に用いられます。
西洋かぼちゃ・果実・生
別名:くりかぼちゃ廃棄部位:わた、種子及び両端