ジンジャーの概要
ジンジャーはショウガ科に分類されていて、一般には生姜(しょうが)の名称で広く知られています。日本料理では、根生姜を用いるケースが多く、薬味として非常に重要な位置を占めています。世界的にも古くからスパイスとして利用されてきた経緯があり、解熱や健胃といった働きは、昔から知られていた作用だと言われています。最近では、さまざまな炭酸飲料水に混入されているケースが多く、その芳香は生姜そのものとなっています。ジンジャーと似たような植物では、茗荷(みょうが)などが代表的です。ジンジャーの良く知られる働きでは、落ち込んだ精神状態を上向きにさせ、また二日酔いや乗り物酔いなどの症状を緩和し、更に食欲を増進させる作用などがあるといったものです。その他打ち身などの治癒促進作用なども指摘されています。ジンジャーに含有される成分では、α-ピネンやカンフェン、βフェランドレン、そしてγ-ビザボレン、β-セスキフェランドレン、ジンジベレンといったセスキテルペン炭化水素系のものが知られています。
じんじゃー/アロマで期待される効能・効果
じんじゃーのエッセンシャルオイル(精油)としては、緩下・去痰・解毒・惚れ薬的・抗菌・制吐・鎮痛・鎮痙・発汗・強壮・駆風・健胃・食欲増進作用など。尚、肌に与える刺激が認められているため、利用される量に注意が必要とされています。