カカオバターの概要
カカオバターは甘い芳香性を有し、その香りはチョコレートのようなものになっています。これは、カカオ豆から抽出されるためで、保湿性に優れた天然バターとされています。そのため、現在では化粧品をはじめ、手作り石鹸やヘアケア用品、クリームなどに多用されています。その他、リップクリームなどにも多く使われています。主な生産国は中南米やジャワ、セイロン、アフリカ、インドなどで、圧搾にて種子から精油を抽出しています。酸化に耐性があるため、長期の貯蔵性にも優れているとされます。また、カカオバターは体温で柔らかくなるため、そのまま肌に塗布されることもあります。カカオバターは、カカオの木が原料とされていて、利用部位は種子となります。その種子は、数十個に及ぶものが果実内部に入っており、果実の形状は蚕豆(そらまめ)の莢(さや)のようになっています。色は茶色くなっていて、大きさは数センチ程度となっています。尚、カカオバターはベースオイルの一つになっています。
かかおばたー/アロマで期待される効能・効果
エッセンシャルオイル(精油)としては、保湿目的で用いられています。形態は軟膏及びクリームといったものになります。また、肌を滑らかなものにして、柔軟性を持たせる働きもあるとされています。尚、かかおばたーの使用で、肌へアレルギー反応を示す例も見られますが、製品によってはかかおばたー以外にも他の成分が含まれているケースもあるため、購入の際には注意が必要となっています。