ジュニパーベリー[じゅにぱーべりー]

ジュニパーベリーの概要

ジュニパーベリーはヒノキ科に分類されていて、和名では杜松の実(ねずのみ)と言われています。利用部位は、このジュニパーベリーの果実部で、蒸留にて精油が抽出されています。芳香は、ライムを彷彿させるものとなっており、強い消毒作用があるとされています。古くは感染症に対して、その予防対策として用いられていた経緯があり、次第に、かみ傷などの症状に対しても利用されるようになったと言われています。また、浮腫みなどにも有用とされていますが、これはジュニパーベリーに利尿作用や発汗作用があるためと考えられています。その他、食欲を増進させたり、老廃物を体外へ排出させる作用などが知られていて、更にニキビなどの症状に対しても有効とされています。ジュニパーベリーに含有される成分では、カリオフィレンなどのセスキテルペン炭化水素系、α-ピネン、β-ピネン、サビネン、リモネン、ミルセンといったモノテルペン炭化水素系のものが知られています。

じゅにぱーべりー/アロマで期待される効能・効果

じゅにぱーべりーのエッセンシャルオイル(精油)としては、強壮・解毒・抗リウマチ・抗菌・収斂・健胃・駆風・強壮・収斂・惚れ薬的作用など。また、神経障害などにも有効とされていて、他にも殺虫性などが広く知られるに至っています。尚、腎臓に障害のある方は、その使用に注意が必要とされています。