アニスシード[あにすしーど]

アニスシードの概要

アニスは鮮明な緑色の葉を持ち、花を夏が訪れるころにつかせます。その色は白色をしていて、古代ローマにおいても多くの人に利用されてきた経緯があります。アニスシードの原産地は地中海沿岸地方としていて、現在ヨーロッパやロシア、エジプト、中近東などがアニスシードの主産国となっています。精油は、蒸留によって得られ、甘味のある芳香性を有します。かつては、防腐剤としてミイラに使われていた経緯がありますが、古くから咳や痰に作用するとされていて重宝されてきました。アニスシードに含有される成分には、腸内のガスを排出する働きがあるとともに消化を促進するとも言われています。そのため、ハーブティーとして利用されることもあります。今日では香り付けとして歯磨き粉やお菓子、リキュールなどにも利用されています。これは、アニスシードに甘い香りがあるためで、他にもサラダとして花及び若葉などが使われています。近年では二日酔いや不眠症などにも作用があるのではないかと考えられています。あにすしーどに含有される成分では、アネトール及びテルペンといったものがあります。尚、別名ではアニシードとも呼ばれています。

あにすしーど/アロマで期待される効能・効果

あにすしーどのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗痙攣・駆風・生理痛緩和・催乳・抗寄生虫・消化促進・成長・抗炎症・強壮作用など。尚、敏感な肌となっている方は炎症を引き起こすこともあるとされています。過剰利用による健康被害も知られています。