シダーウッド[しだーうっど]

シダーウッドの概要

シダーウッドはヒノキ科に分類されていて、別名ではエンピツビャクシンと呼ばれています。種類では、アトラスシダーウッドと呼ばれるものとバージニアシダーウッドと言われるものがあります。いずれも精油として似たような作用を持つとされています。鉛筆の芳香を有し、別名もこれに由来しているものとなります。アメリカなどでは、皮膚疾患や気管支炎といったものに用いてきた経緯があり、エジプトなどでは棺などに利用されていたとされます。シダーウッドは不安症を緩和し、精神状態を正常化させる働きがあるとされているため、リラックスに有用に働くと考えられます。また、リンパの流れを改善することから浮腫みにも役立つとされています。更に、ニキビにも有効とされていて、これはしだーうっどの持つ抗菌作用と収斂作用によるものとされます。現在、男性化粧品に多用されており、ヘアトニックなどが該当します。含有される成分では、ビリディフロロールやセドロールといったセスキテルペンアルコール類、ツヨプセン、α-セドレン、β-セドレンといったセスキテルペン炭化水素類などがあります。

しだーうっど/アロマで期待される効能・効果

しだーうっどのエッセンシャルオイル(精油)としては、抗菌・鎮静・利尿・強壮・収斂作用など。尚、妊娠中及び授乳中の方はその使用を控えた方が良いとされています。